予知

長町利府線断層帯に火種が溜まっている!?遠田晋次氏が地震予知で警告!

予知

長町利府線断層帯とは

長町-利府(ながまち-りふ)線断層帯は、仙台平野の西部に位置する活断層帯です。
長町-利府線断層帯は、宮城県の宮城郡利府町(りふちょう)から仙台市を経て柴田郡村田町(むらたまち)にかけて、概ね北東-南西方向に延びています。全体として長さは21-40kmで、西側が東側に対して相対的に隆起する逆断層です。言い換えると、断層面が垂直ではなく斜めになっているために、断層の西側が隆起するのです。

仙台市地震ハザードマップによると、以下のような記述がされています。

『仙台市から利府町にかけて、ほぼ南北に延びる長さ約40kmの活断層です。この断層は、約3000年に一度程度の割合で地震が発生していると考えられ、予想される地震の規模はマグニチュード7.0から7.5程度で、今後30年以内に発生する確率は1%以下と考えられています。』

この記述によると、長町利府線断層帯における地震は3000年に一度ぐらいしか起きないから、あまり心配することはないという表現になっています。しかし、それって本当なのでしょうか?

地震学者の遠田晋次氏が警告

2016年9月11日に放送されたNHKスペシャルシリーズMEGA CRISIS 巨大危機~脅威と闘う者たち~第2集「地震予測に挑む~次はいつ どこで起きるのか~」では、巨大地震を予測するための取組みをしている最前線の状況が報道されました。
その番組の中で、地震学者の遠田晋次氏は、「地震は連鎖する」と語っています。
断層がズレ動くことによって起きる地震では、動いた断層の両端付近に「ひずみ」が生じます。
遠田晋次氏は、この「ひずみ」とその後にその周辺で起きる小さな地震が積み重なって、新たな地震を引き起こす「地震の火種」が生じるという仮説を唱えています。

連鎖する大地震 [ 遠田晋次 ]

実際に、今年4月に発生した熊本地震は、過去の地震によるひずみとその後の小さな地震の積み重ねで生じていた「地震の火種」のエリア内で起きていることが分かってきました。また、最近イタリアで発生した地震も、地震の火種によって説明がつくのです。

そして、今、遠田晋次氏が、過去20年間の地震データから導き出した「地震の火種」の危険エリアが2つあり、その一つがこの長町-利府線断層帯であると指摘して警告を発しています。因みに、もう一つは、長野県松本市付近の牛伏寺断層帯です。

過去に、この長町-利府線断層帯で起きた地震は、3000年に一度程度だったのかもしれませんが、遠田晋次氏の「地震の火種」という理論によると、周辺地域の断層による地震が発生していることで「地震の火種」が発生しており。「地震の連鎖」が生じるかもしれないということです。

この地域にお住まいの方々は、くれぐれも油断されないように、日頃から備えをしてください。

熊本地震のような過ち・・・「熊本では大きな地震は起こらない!」といった根拠のない過信は捨てましょう。

同じ過ちを繰り返さないようにしましょう。

Sponsored Links

≪関連記事≫

>> NHKスペシャルで見た巨大地震予知の最前線!地震の火種?スロースリップ?

>> 牛伏寺断層帯に火種が溜まっている!?遠田晋次氏が地震予知で警告!

今こそ地震に対する備えを!

今、日本では多くの研究者たちが必死になって大地震の発生を少しでも早く予知して被害を最小限に留めることができるように・・・と奮闘しています。彼らの警告は真摯に受け止めて、当たり外れを問題にするのではなく、国民一人ひとりが防災に対する意識を高くもって、いざという災害時に備えることが寛容です。

彼らの研究を無駄にしないためにも、そして、私たち一人ひとりが命を大切にして生き抜くためにも!

防災士徹底監修!防災用品トップメーカーが作った防災セット!

大阪水上警察をはじめ審査の厳しい官公庁や上場企業にも採用されています!

約2億商品の中から楽天総合ランキング1位を獲得した防災セットSHELTERシリーズ。軽量・大容量リュックに災害時に役立つさまざまなアイテムを取り揃えた2人用防災セットです。

  • ライフラインが止まったら…
  • スーパーやコンビニから食料品がなくなったら…
  • 避難所で生活するようになったら…

あなたの備えは本当に十分ですか!?

>> ラピタ防災セットSHELTERが一番売れている理由は?

洗練されたデザイン!リーズナブルな価格!充実したセット内容!

防災メーカー渾身のセット内容!


防災セットSHELTER(2人用) 18,900(税込)

※キッズ用、赤ちゃんとおかあさんのセットもあります!

Sponsored Links