基礎知識

木密地域とは?震災時の大火災から命を守るには・・・!?

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木密地域とは?

木密(もくみつ)地域」とは、木造住宅密集地域のことで、延焼による大火災を引き起こすリスクが高いことが指摘されています。特に、東京都ではJR山手線の外側から環七通り沿いにかけて、この木密地域が広範に分布しています。

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しかし、木密地域が存在するのはけっして都内だけではありません。1976年10月の酒田大火(山形県酒田市)、1995年の阪神淡路大震災における神戸市街地の大火災、2016年の新潟県糸魚川市の大火災など、地方都市の木密地域でも大火災が発生しているのです。

木密地域における大火災の要因は、大地震による同時多発火災、強風による延焼です。

大地震の際には、住宅地において同時多発的に火災が発生することが想定されます。また、地震がおさまって避難を始めた後に起きる「通電火災」も阪神淡路大震災で実際に起きた現象です。こうした震災時の同時多発火災は、消防隊のキャパシティを超えてしまう可能性が高く、延焼して火災が拡大するリスクが高いのです。一方、たった一軒で発生した火事でも、強風にあおられて急速に延焼するケースもあります。それが秋田県酒田市や新潟県糸魚川市で発生した大火災です。

木密地域の課題とは?

  • 老朽化した木造住宅が多いことから、家屋の倒壊や地震火災により大きな被害が想定されます。
  • 木造住宅が密集していることから、ひとたび火災が発生した場合、延焼して大規模な火災になる可能性があります。そうなると、焼き尽くすまで火が消えないこともあるのです。
  • 狭い道路、行き止まりの道路などが多く、消防車・救急車などの緊急車両が入れないために、消火活動・救助活動ができなかったり遅れてしまう可能性があります。

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木密地域における大火災から命を守る対策

まず、自分の住居地が木密地域か否か!?ということをきちんと認識する必要があります。東京都では、「木密地域不燃化10年プロジェクト」の中で「震災時に特に甚大な被害が想定される木密地域」が指定されています。また、そこに指定されていなくとも、自宅の周辺を観察すれば木造住宅がどの程度あり、住宅と住宅との間隔や道幅などで火災が起きたときの延焼の可能性を想定することができます。

もし、自宅が木密地域にある場合には、あらかじめ避難場所と避難経路を決めておくと良いでしょう。その場合、避難場所は延焼から逃れられる場所であること、1ヶ所ではなく複数箇所を想定して置くことが重要だと思います。風の向きによって延焼する方向が変わってきますので、風下の方角には逃げないようにすべきなのです。ただし、首都直下地震のような広範囲の災害時には、そんなことは言っていられないとは思いますが・・・。

実際の災害時には、自宅で火災を起こさないことは重要です。火があがっても落ち着いて消化器で消火し、早期の消火に務めることが肝要です。そういう場合に備えて、あらかじめ消化器がどこに設置されているか確認しておくと良いでしょう。また、ご近所で火災が発生した場合にも、早期消火の応援をすることが大切です。ただし、家屋の火災では、壁伝いに天井にまで火が燃え移った場合には、消火を断念して避難することを考えるべきです。

地震火災への心構え・行動指針

平時の準備

  • コンロや加熱器具の周りに燃えやすいものを置かない
  • 電気ストープは、転倒時に電気が切れ落下物でスイッチが入らないタイプを選ぶ
  • 家庭用消化器を準備する
  • 地震が起きたら電気を遮断する感震ブレーカーを設置する
  • いろんなケースを想定した避難場所を事前に家族で話し合っておく
  • ラジオやワンセグなど情報収集の機器を備えておく

発生後の対応

  • 見晴らしの良い場所に行き、煙が出ている場所を探し、複数ある場合は遠くでも避難を始める
  • 火災が発生しているのを見物せず、消化にあたる人を除いて避難する
  • 報道や防災無線で同時多発火災が起きているかを確認。早めに避難する
  • 同時多発火災では最寄りの狭い避難場所ではなく、広い面積がある広域避難場所に行く
  • 自宅にとどまる場合、情報を集めつつ時々は外に様子を見に行き、火災が発生していないか確認する。

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火災から身を守るために役立つグッズ

いまばりレスキュータオル

このタオルは、2014年12月6日放送の「世界一受けたい授業」で紹介たされました。開発者である宮崎陽平さんが、出張で北海道の旭川へ行った際にホテルで地震に遭い、パジャマで逃げる経験をしたそうです。部屋に戻って避難ガイドを読むと、「火災時には濡れタオルで鼻と口を被って、低い姿勢で退避してください」と書いてありましたが、パニック時にバスルームに行き、タオルを取り、濡らすという心の余裕がなかったそうです。そんな経験から、宮崎陽平さんが開発したのが、この「いまばりレスキュータオル」です。

「いまばりレスキュータオル」は、煙から鼻と口を守り安全に避難するために、タオルと精製水をアルミパウチに入れてレトルト滅菌したものです。

火災は煙との戦い

近年の火災避難は、新建材やプラスチック製品の増加に伴い、炎との戦いではなく煙との戦いともいえます。煙の中には塩化水素、シアン化水素、アンモニアなどの有毒物質や一酸化炭素(CO)が多く含まれます。火災で命を落とされた方の大半は、煙を吸って意識不明になったところを炎に襲われています。煙の恐ろしさは、ごく微量の濃度でも頭痛やけいれんなどの症状を引き起こし、火災からの避難を妨げることに
あります。

準備する余裕はありません

火災発生時には、濡らしたタオルやハンカチで口や鼻を覆い、姿勢を低くし、煙を避けてて避難することが重要です。しかしながら、緊急時はパニックに陥ってしまい、洗面所へ行き、ハンドタオルを濡らしてから避難する余裕はないでしょう。

ひとめでわかるパッケージ

避難する際に必要な防災用品の条件は、よりわかりやすく、実用性が高いこと。いまばりレスキュータオルは、“ひと目でわかるパッケージデザイン”で、使用時を想定し,スピーディに開封できるように、合計10か所に切り口を入れるなどの工夫が凝らされています。身近に常備頂き、緊急火災時に避難補助として役立つことが目的です。

火災避難用水タオル

有名なタオル産地 今治産コットン100%タオルを精製水に浸し、充填後にレトルト殺菌。防腐剤等の薬品を一切使用していません。グッドデザイン賞に選出されたパッケージは、表・裏とも用途がわかりやすく、また英語も併記しています。


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