AED

オートショックAEDとは?なぜ開発されたのか?

オートショックAEDとは?

従来のAEDは、電気ショックを行う時にショックボタンを押す必要がありました。しかし、救助者がAEDの使用に不慣れな場合、ボタンを押すことに躊躇してしまうケースが多いと言われています。

オートショックAEDは、ショックボタンがなく、除細動が必要と判断されると「体から離れてください。3、2、1」と傷病者の体から離れるカウントダウンの後に、自動で電気ショックを実施してくれるAEDです。ショックボタンを押すという操作を減らすことで、救助者の心理的な負担を軽減してくれるのです。

使用方法は、電源を入れて傷病者の胸部ら電極パッドを貼るところまでは一般的なAEDと同じです。その後、装置が心電図を解析し、電気ショックが必要な場合はボタンを押さなくとも装置が自動で電気ショックを行います。

なぜ、オートショックAEDが開発されたのか?

従来のAEDは救助者が電気ショックボタンを押す必要がありましたが、救助者がAEDの使用に不慣れである場合、ショックボタンを押すことをためらったり、間違って別のボタンを押してしまう等の誤操作をしてしまうことにより、処置が遅れてしまうことがありました。

AEDを使って救命措置をすることなんて…そんな場面に遭遇することはめったにありませんから、過去に講習を受けたりして学んでいたとしても、緊張してしまうのも無理はありません。

AEDを実際に使用して電気ショックボタンを押した救助者は、後から「自分は正しく行動できたのか」などの不安や自責の念によって、抑うつ気分や無力感、身体的不調(食欲不振、睡眠障害)などが現れることがあると言われています。一方、オートショックAEDの場合には、電極パッドを貼り付けるだけで、その後は機械が判断して電気ショックを実行するため、救助者のストレスは軽減されます。

オートショックAEDのオススメ商品

AED-3250

  • メーカー 日本光電工業株式会社

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